クジラを見つけたときのとっさの一言

There she blowsの意味 あつ森ではジンベイザメを釣り上げたときのセリフになっていますが、一般的にはクジラを発見したときに使う表現です。
Thar she blows!
クジラがいるぞ!
tharはthereの方言で、sheはクジラのことです。blows(吹く)とあるので「クジラが潮を吹いた」の意味です。船員がクジラを発見したときに決まって使う表現です。実際にこの表現はあつ森以外でもよく使われています。クジラ関連の映画や物語には決まって出てきます。
クジラの物語といえば、ハーマン・メルヴィルの『白鯨』という小説が有名です。それに関連した映画『白鯨との闘い』でも今回のフレーズが使われています。

予告編にはないですが、映画の中では見張りの船員が「There she blows! 」と叫んで仲間にクジラの発見を知らせる場面があります。プライム・ビデオで観れるので小説の『白鯨』が長すぎて挫折した人にもオススメします。

ロン・ハワード『白鯨との闘い』2016年

クジラは彼女?

クジラのことをsheと呼んでいますが、これはおそらく船のことを愛情を込めてsheと呼ぶのと似た理由でしょう。船乗りたちは男ばかりなので追い求めるクジラを彼女と呼んだのではないでしょうか。そして名詞に性があるフランス語ではクジラはbaleineで女性名詞になっています。

しかし英和辞典には性別が不明なものに対して擬人法として、it(それ)の代わりにsheを使うことがあると書かれています。sheと呼んでいるからといってなんでも彼女の意味があると決めないように注意が必要です。

そして問題は、今回釣れたのはクジラではなくジンベイザメだったということです!よく考えてみれば、捕鯨は政治的な問題につながるのであつ森でクジラが釣れることはないでしょう。

ではなぜ、サメを釣ったときに「クジラだ!」なんて言ったのでしょう。それはジンベイザメの英語名がWhale sharkで「クジラのようなサメ」という名前だからでしょう。逆に考えればサメに対してこの表現を使ったということは、あつ森にはクジラはいないということです。

Nintendo Switch『あつまれ どうぶつの森』